良いフコダインの選び方について
フコダインの選び方について<前書き>
「フコイダン」とキーワードを入れて検索してみると無数のページの情報が羅列され、読めば読むほどサイトによって書かれていることが違い、戸惑う方も多いと思います。
選ぶのが難しいので聞いたことのある会社に決めたり、医師が推奨がしている高額製品やNPO法人だから大丈夫かな?とか安易に決めてしまう人も日本人には多いようです。
しかし今一度考えて下さい。
正しく理解して間違いのないフコイダンを選ばれる事を強く願います。
ここでは、フコイダンを含有する製品を選ぶ際にポイントとなる点を専門家の目から何よりも誠実な情報を紹介したいと思います。
どうぞ、ご参考にしていただければ本望です。
●同社・他社 フコイダン製品-品質および価格徹底比較
●ご質問が最近多い、他社「特殊加工したグルコース」について
まずは結論から-良いフコイダンの選び方
●フコイダンの”原料”は気にする必要は、ほとんどありません。
どの原料からでも「精製」「抽出」するので大きな差はありません。
●大切なのは「精製純度」サイト等での記載の無い製品を選んではいけません。
※製品への記載は製造過程や性質が微妙なズレが有る為記載は出来ませんが資料や広告などには記載が無いのは問題があります。
※概ね、85%以上のものを選べば問題ありません。
●飲用量の目安は純度85%以上のものを1日1g以上、3g程度が目安「お召し上がり方」の量がこれより、かなり低い製品が多いのでご注意下さい。
●硫酸基は13%以上あれば同じ機能性。これ以上多くても機能性に変わりはありません。
●高分子と低分子はさほど気にしなくても良い。
高分子→吸収は良くないが、しっかりと体内で機能性を発揮
低分子→吸収は1.2倍ほど良いが体内での機能性はかなり低い
ゆえに低分子であっても20%ほど1日の飲用量を増やせば高分子フコイダンと同じ機能性が確保できる計算になります。
しかしフコイダンの純度、含有量明示無の製品は避けて下さい。

POINT1 フコイダンは原料の違いで、特性に差がありますか?
原料での違いは、ほとんど無いので気にしてはいけません
原料としては日本では大きく分けて3つの由来の選択肢があります。
フコイダンは、電気製品のような明確な規格もなく又、後に触れますがイメージや肩書で取引されている状態なので高額商品=良品ではない事に注意が必要です。
沖縄モズク由来
食用のイトモズクではなく「フトモズク」と呼ばれている温暖な海で育つ種類で沖縄だけで摂れるものではありません
1995年頃から盛んに発表されたフコイダンは、ほとんどこの沖縄モズクから、精製したものが使われていました。
他の由来のフコイダンはこの発表根拠を根底にしています。
ゆえに最も間違いがない原料といえます。
またアルギン酸が少ないためメカブなどよりも低コストでフコイダンを精製することができますので高純度であっても、低価格な製品をつくる事が可能です。
トンガ産モズク由来
ワカメ、コンブよりも約5倍、沖縄モズクよりも2~3倍のコイダンを含みます。
一般に食用とする場合は優秀といえますが、製品化の原料と考えた場合は、”日本(沖縄よりもわずかに)よりも綺麗な海で育成という点だけが利点です。
しかし日本産はほとんど「養殖」で海外よりも厳密な規格で製造されている事を考えた場合、「綺麗な海」は利点とはいえないのが現実的です。
高価な分だけデメリットの方が大きいでしょう。
低分子フコイダンによく使われ精製純度や配合重量などの重要な記載がない製品に多いのも特徴です。
メカブ、コンブなど
フコイダンの含有量は少ないですが、食用と考えた場合には、どこでも簡単に手にはいり、安価なものも多いというのが利点です。
モズクよりも品質が高いと成果を出している会社もありますが、サンプルも少なく真実味は薄いといえます。
基本、なにからとってもカルシウムはカルシウムと同じく大きな差は無いと考えて間違いありません。
ヨードが多い分、摂取できない人も多くヨード除去した製品は更に高価な傾向があります。
海産業でもともと原料を手に入れやすかった会社が多く取り扱っている印象が強い原料です。原料が高価なため、製品も高価格の傾向があります。
”フコイダン製品”の原料として考えた場合
単に食用ではなく機能性食品として効率的にフコイダンを体内に取り入れたい場合、現実的に品質、価格も踏まえてどの原料が一番良いのでしょうか?
食用の場合の含有量は・・・
メカブ、コンブ由来の5倍→沖縄モズク由来 さらに2〜3倍→トンガ産モズク由来という順序で配列できると思います。
しかし、ここで確認するべき重要な事項があります。
どの原材料から生産しようと、フコイダンはフコイダン。1つの商品に含まれるフコイダンの純度と量。それに必要コストが大事ということです。
たとえ、メカブの5倍の含有率を含む沖縄モズクから作られたフコイダン製品であっても、精製純度が低く(低い場合は紹介されていないケースが当然ですがほとんどです)
1個の商品に含まれるフコイダンの量が少ない。かつ価格が同等や高価ならば意味がありません。
高含有の素材から摂ったというメリットは高含有、低価格に反映されないと意味がないのではないでしょうか?
そういう目でみると、「トンガ産フコイダン」は少々価格的には高いという印象は否めません。
トンガ産のフコイダンを使用し推奨しているサイトでは、”原料に含有フコイダンが多い”から他の原料のものよりも2~3倍も多くて優秀というイメージを与えようとしていますが、けっして現実はそうではありません。
通常、製品化する時にはフコイダン以外のものを除去する”抽出作業”を行いますもし抽出作業をしなければ、わずか1〜3%しかフコイダンは含まれない原料となってしまいます。
原材料(素材)として2~3倍も多くフコイダンを含有しているのだから、製品化した時には同じ値段なら2~3倍のフコイダンを含有している。
もしくは、同じフコイダンの含有率ならば値段が沖縄モズク由来の商品よりも、半分以下の値段になっていないと、高含有の素材から作ったというメリットはまったく生かされていないと云う事です。
しかし実際には、トンガのフコイダン商品の方が沖縄産のフコイダンのものよりも「高価格」で販売されています。
しかも精製純度を紹介した製品は当社のサーチ範囲内では見たこともなく、酷い場合には配合重量さえ紹介されていません。
含有アミノ酸は多いらしく、表までつけて比較、紹介されている所ばかり目につきます。
由来から考えるフコイダンの選択は、その商品の含有量とお値段を比較してトンガのフコイダン以外のものを選んだ方が賢明といえるでしょう。
ただし、健康のために飲用するものでありますから品質、価格のみが優先されるべきものでは無いということも当然です。
ユーザーがトンガ産フコイダンに魅力を感じ、それを優先するのであれば問題はありません。
※安全性に関しては沖縄産フコイダンについても、まったく問題はありません。
POINT2 フコイダン〇〇g配合と”だけ”説明されている商品は買わない方が良い
フコイダンの基礎知識のページでも触れましたが医薬品の薬事法であったり、主要栄養成分として規格が確定しているものと違い、複数の成分から構成されているサプリメントや健康食品の場合、食品衛生法などで賞味期限や表示義務があるものは限られています。
簡単に書くと、フコイダンなどの場合「全体の10%以上にフコイダンが含まれていれば、全体を”フコイダン〇〇gと表現しても法的な問題はない」ので「精製純度を紹介せずに配合グラムだけ紹介している製品は濃度が薄い確率がが高い」ので要注意という事がポイントの2です。
●左の図の品質であっても、全体をフコイダンとしても法的な問題はありません。
●右は1995年頃、フコイダンの研究が盛んになり始めた頃の技術の品質。
フコイダンは業者によってフコイダンの特に「質」つまり精製純度が曖昧になっているが多いのです。
「高純度」とか「濃縮」とかというイメージ表現のみの場合は用してはいけません。
要チェック!
モズク抽出物の量:それに対するフコイダンの含有率は確認されていますか?

フコイダンの研究のパイオニア的存在であり、まだ世の中にあまり知られていない頃から研究に使われたフコイダンを提供してきた金秀バイオ社(水時は沖縄発酵化学)のフコイダンを原料としても採用している当社でご紹介しているフコイダン製品の品質は左記の図のとおり通常は93%前後の高純度を保持しています。
化学合成品と違い、毎回寸分なく同じ純度に仕上げるのは不可能なので製品のパッケージに純度は表記できません。
ですがサイトなどで、この精製純度について紹介されていないフコイダン製品が多く通常考えてみて高純度ならアピールして表示したい項目でありますから純度の紹介が無い製品には手を出さない方が賢明です。
フコイダンの正確な成分分析は公的検査機関では不可能です
琉球大学の研究によればオキナワモズクのフコイダンの化学組織は、全糖が67.2%、ウロン酸13.5%、灰分23.0%、硫酸11.9%、水分3.2%であることがわかりました。
構成糖の大部分はL-フコースで、ほかにD-キシロースが含まれています。
さらにマイナスの電荷をもつ硫酸基(りゅうさんき)が多く結合しているため、ほかの食物繊維にない優れた機能性があります。
この「フコイダン」は、公的検査機関ではβ(ベータ) 1.3-1.6グルカンと同じく、正確な量の分析はできません。
ですので通常は全体のおおよそのパーセント(精製純度)で紹介します。
この辺りが一般の方が見落としてしまう大きな落とし穴なのです。
炭水化物、または糖質などの量は計測可能なので、そこからフコイダンの量を推測する
上記の関係があるので、例えば炭水化物が100g中に20gと栄養表示されていればモズクやコンブなどの抽出物は最高でも20gとなり、フコイダンは最高でも20g以下になります。
あくまで目安にしかなりませんが、抽出物のグラム、そしてフコイダンの精製純度を紹介していない製品の場合は、このことから量を多少は推測できます。
が、あくまで手を出さない方が賢明ですが・・・
え?でもほとんどのサイトで「フコイダンを〇〇g→価格」って書いてあるじゃないですか?
そう、問題はこの部分です。公的機関での検査ができない性質上、そのフコイダンの量(%)は製造、販売会社の個々の計測方法、判断にて公表されているということです。
つまり、製造販売会社の「誠意」に委ねられていると云っても過言ではありません。
栄養表示に関する法律では、「フコイダン」と表示が許される範囲はかなり広いのです。
ここが盲点。
当社が使用している沖縄モズク抽出物は金秀バイオ株式会社化学分析値にて93%【規格値は85%以上】を含有していますが、これを10分の1に薄めて「モズク抽出物(フコイダン含有)」と表記してもなんら問題はないのです。
※事実、2006年にフコイダンの原料を探していた時、金秀バイオ以外は出荷する時は高純度のものを出すが、以降ほとんどの会社は混入物を入れて薄めて利益を高く出す手法を使っていると当然のように言われていました。金秀バイオだけは”薄めるようなら出せない”と言われたのが今も強い信用につながっています。
つまり同じ「フコイダン1g」と説明、表記してあっても→フコイダンを93%含有したモズク抽出物 1gを「フコイダン 1g」と表示することもフコイダンを93%含有したモズク抽出物 0.1gを10倍に薄めてフコイダンを10%しか含んでいないモズク抽出物を「フコイダン1g」とすることも、すべて業者の意のままなのです。
ほんの少し、フコイダンを含有させてもモズク抽出物フコイダン含有食品として〇〇g配合と書いても法的には許されており顧客を騙したことにはなりません。
販売されている多くの商品→「フコイダン含有食品」に説明されている「フコイダンOOg」というのはほとんどの場合、純然たるフコイダンの量ではありません。
左のフコイダン、右のフコイダン、両方「全体量をフコイダン」と表記しても法には触れません
望ましい書き方は、当社のフコイダン製品のように含有%をHPなどで表記するべきです。
例えば「モズク抽出物を1箱510g(30包)中に15g配合。(乾燥重量として)モズク抽出物中にフコイダンとして93%含有」という表記です。
単に「フコイダンを15g」と表現してあっても純度が分からなければ事実は不明なのです。
フコイダンを含有している”モズク抽出物”を乾燥重量として何グラム配合してあるのか?
そのモズク抽出物のうち、何パーセントがフコイダンだと推測されるのか?
この2点にもっとも注意を払わなければいけません。
まして、この"何パーセント、フコイダンを含有しているのが”という部分は、あくまで公的検査機関の数字ではなく製造、販売会社の発表でしかないのです
※フコースのみの計測はできます。
この部分は、「頼して・・」そう、その会社を信じるしかありません。
実際問題として、”何パーセント、フコイダンを含有している”と表記して、事実無根であればこれは大問題となりますので、一定の企業のもので、きちんと説明がされてあれば信用して問題はないと考えます。
しかし、それ以前に、モズク抽出物なのか、フコイダンなのか、曖昧な形で簡単に「フコイダン何グラム」と説明してある商品は手を出さない方が無難でしょう。
一般に、現在販売されている商品の原材料名をみると全て「フコイダン」ではなく「モズク抽出物」または「コンブ抽出物」等と書かれています。
”フコイダン”と書いてしまうと虚記載となり違法だからです。
例を上げて、考えてみましょう。
商品A
1カプセル 377mgx150粒(ハードカプセル) 入のフコイダン製品
この製品の商品説明(抜粋)↓
①1箱に45gのフコイダン含有カプセルの中身はすべて沖縄モズクフコイダン100%
②製品中なんと45g(一粒あたり300mg)のフコイダンを含有しております。
これまでの製品と比べてもより高含有タイプ
③カプセルの中身は100%フコイダン原末!よくあるタイプのフコイダン製品ですね。ページのいろんな部分で説明がありましたが、3つの要点に分けてみました。
よく見ると、先ほどの説明が理解しやすいと思います。
③で”カプセルの中身は100%フコイダン原末!”と書かれていますが、通常、”フコイダン原末”は「モズク抽出物」を指します。
精製純度にはまったく触れていません。知らない方なら、「ああ、すべてフコイダンで1箱に45gもあるんだ」と理解するでしょう。
そして①の説明では”カプセルの中身はすべて沖縄モズクフコイダン100%”とあります
あれ?100%なら凄い?
フコイダン100%とは書かず、沖縄モズクフコイダン100%と書いているのが、注目点です。
例えば、従来から沖縄モズクからとれた抽出物を精製純度にかかわらず流通上の仕分けの意味合いで「沖縄モズクフコイダン」と呼び、メカブを原料とした抽出物を精製純度にかかわらず「メカブフコイダン」と呼んできました。
ここに書いている「100%」は、精製純度のことではありません。
あくまで他のビタミンやミネラルなどの物質を入れていないという意味で「原料が100%、沖縄モズクですよ」という意味です。
悪く解釈すると、消費者に「フコイダンが100%、それが45g配合されている」と勘違いさせる目的?と思われても仕方のない表記です。専門家から見れば。
また、③のフコイダン原末・・いわゆるモズク抽出物の何パーセントがフコイダンなのかは、どこを見ても書かれていませんでした。
このような商品は、よく見かけますが手を出さない方が無難という見解に、はっきりと当てはまる商品です。
商品B
1粒290mgx150粒のフコイダン商品
この製品の商品説明(抜粋)↓
①もずくと昆布を原料とし、1カプセルにあわせて約174mgのフコイダンを含みます
②【原材料】真昆布仮根(ガニアシ)モズク抽出物(フコイダン含有)、他略
この商品も、「フコイダンが約174mg」と曖昧です。
多分、モズク抽出物として精製したものが、174mg入っているということなのでしょうが、どのページを探しても何パーセントの純度に精製した抽出物なのかは明記されていませんでした。
公的機関が調べた栄養表示では、原材料としてガニアシ、モズク抽出物(フコイダン含有)とありますが、この場合このモズク抽出物にわずかしかフコイダンが含まれてなく、「1カプセルにフコイダンが約174mg」とHPに書いていても法的には問題ありません。
しかしこの製品もフコイダンの品質、中身は、用できる紹介ではありません。
発見・超低分子フコイダンの悪夢

商品C
超低分子液体タイプ 1800m1瓶入のフコイダン商品
低分子が良いのか悪いのか?細かな説明は、ここでは割愛します。詳しくは高分子・低分子のページをご確認下さいここでは、いま考えているフコイダンの質、量に限定して書きたいと思います。
さてフコイダンの量、質についてですが・・
肝心のフコイダンの量の情報を2013年10月にようやく入手しました。
誠意ある関係者からの情報です。メーカーはあくまで”超低分子だから優れている”の一点張りで関係者も長く困惑されていたらしいです。
正式な製造者の公開情報ではないので、あくまで参考としてでしかご紹介できませんがその点はご容赦いただきたくお願い申し上げます。
超低分子フコイダンの内容成分比較
比較表に、日本食品分析センター調べ■日本冷凍食品検査協会調べ(栄養成分100gあたり)として成分分析表がありました。
その中でフコイダンの量を推測できる部分を発見しましたのでご紹介します。
はたして、この情報が実際よりも若干の違いがあったにせよ驚くべき低含有です。もちろん精製純度は分かりませんが、当社のものは93%なのでこれより多い事は考えられません。
比較のポイント・純然たるフコイダンのフコース量はおおよそ全体の45〜50%
成分表にはアミノ酸や他の成分の数字が多く入っていましたが、そのあたりはフコイダンとしては意味がなく無視していい数字ですのでここでは無視します。
注目すべきは「フコース」です。
これを見れば配合されている純粋なフコイダンの量がほぼ正確に推測できます。
それはフコイダンは全体の約45~50%が単糖である”フコース”で構成されているからです。
※その他、フコース以外の多くは「ウロン酸」です。
ウロン酸:グルコン酸、ガラクシロン酸など、対応する糖(この場合はグルコースとガラクトース)の一級OH 基を酸化して得られるカルボン酸の総称。
ゆえにフコイダンの全体量:フコース= 100:45という簡単な数式ができます。
表に100gの中に、フコースが0.22gと明記されています。
※1gは1000mgです。
よって、超低分子フコイダンと紹介されいる製品の100g中に含まれるフコイダンの全体量をxとすると
x: 0.22g = 100:45
となり、これを計算すれば、100g中のフコイダンの量は殆ど誤差なく判明します。
算数でいえば、✕=0.22g-45x100で答えは出ますから、この製品の100g中に含まれるフコイダンの量はわずか「約0.488g」、たった0.5gほどです。
1瓶1800mlの中に含まれているフコイダンの量は、たった8.784g程度と推測できます。
このフコイダンの量では少なくても3日に1瓶近く(3日で2.928本)のペースで飲まないと1日に3g程度のフコイダンは摂取不可能で、それ以下ではしっかりした健康サポートは期待できません。
※1日3gのフコイダンを飲むのに必要な経費は1日約1.6万円。一カ月なら約48万円です。
医薬品などとは違い、フコイダンの1日の目安量は企業の自由で決めれます。
しかし研究過程で摂取する量は体重50kgでだいたい1日1〜3gが必要ということがわかっているフコイダンです。これからかけ離れた量を1日量としている製品は多くありますがこの異常な少なさと高価格には愕然としました。
この「超低分子フコイダン」が、その成分分析表を公表せずに、いままで10年間多くの方が「医師の推奨もあるし安心”と買い続けてきて売り上げもフコイダン製品の中では断トツ多かった事についても同様に怒りを感じます。
この製品、超低分子フコイダンを信じて購入される方が気の毒でなりません。
超低分子のフコイダン製品は過去、非常によく売れていましたが、初から良識ある会社は疑問視していました。
この超低分子フコイダン製品の売れ行きが怪しくなってきた現在、超低分子フコイダンを販売していた会社は、変わる”高利益・顧客無視製品”として、次に紹介するフコキサンチンの製品を販売しています。
超低分子フコイダンを推奨してきた医師も多いのは周知の事実で、このような業界であることを恐ろしく思い、また肝に命じて誠実な仕事をしていかなければいけないと改めて覚悟しました。
もはや驚きを超えて怒りを感じるほかありません。
以上、簡単に3種類のみ検討して見ましたが、どうも一般の方にはやはり良いフコイダン製品選びには困難が付きまといそうです。
大事な方の健康と命を考えて、高い費用をかけて口にする製品選びです。
医師だとか、博士など肩書やイメージに迷わされるのが日本人、「先生」が付く方に弱いのは否定できない事実です。
これからは、自身がきちんとした判断基準を身に付けて、より良い製品を選んでいく時代です。
フコイダンの量に関して、すこしでも当サイトの情報がお役にたてれば本望です。
フコイダンに含まれる硫酸基について
硫酸基は我々にも馴染みのある硫酸の元になっている物質ですが、硫酸が劇薬であるのに対して硫酸基単体ではまったく無害である物質です。
フコイダンはアガリクスなどのキノコ系や、アラビノキシランなどと同じ多糖類の物質ですが、他の多糖類とは異なりフコイダン中の糖(フコース)に硫酸基が付着している硫酸化フコースを持っていることが、フコイダンの特徴です。
フコースに付着している硫酸基は水分を保持しながらヌルヌルやゲル状態を作りだします。
フコイダンが持っている、他の多糖類とは異なった機能性は、硫酸基が糖(フコース)に付着していると云うその特殊な分子構造にあります。
硫酸基はモズクを一度乾燥させてしまうとその成分が壊れてしまう為、フコイダンを製品化する際は、乾燥させていない生のモズクを使用しているということが重要になります。
近年、フコイダンがとても注目されてきたことから、インターネットや書籍など、いろいろな所でフコイダンが紹介されているのを見かけますが、中には残念ながら硫酸基の含有量がとても少ない製品も含まれておりフコイダン製品を選ぶ際は注意が必要です。
フコイダンに含まれる硫酸基は多ければ多いほど良い?
又、フコイダン製品の中で硫酸基の含有量がとても少ない製品に気をつけなければいけないのと同時に硫酸基が多いので機能性が高いと謳っているサイト、製品にも注意が必要です。
量が多ければ、何だか良い製品のような気になってしまいますが実はこれも間違いです。
フコイダンの硫酸基として重要な数字は「13%」
これより幾ら多くても機能性がアップする事実はありません。
フコイダンは天然の成分ですので収穫毎、抽出毎、製品化毎に医薬品のように同じ品質に一定化することは難しく現状では不可能です。
ですから大切なのは「規格値」つまり、どのロットであっても最低、これ以上の品質は確保できていますという数値です。
これが13%以上であれば問題ありません。
POINT3 ”吸収力”が要固形か液体か?
乾燥した状態をカプセルに入れたものがサプリメントとしては一番、一般的な形です。
フコイダンの液体タイプのものは、これを水分に溶かしたものです。
マイナスイオンが付いた形になりますので、固形のものよりも液体のものの方が吸収は良くなります。
ただ、通常の胃腸の状態であれば、固形(カプセルタイプ)のものでも、液体タイプとそれほどの吸収の差はありません。
もともと胃腸が弱かったり、医薬品などの副作用の影響で弱っている時は液体タイプをするのがリスクが少なく次に、固形(カプセルタイプ)のものを2~3割多めに摂取することで補えます
通常、液体タイプのフコイダンは高価格のものが多いので、この2割以上高価であれば固形タイプのものを多めに飲めば、ほぼ同じです。
フコイダンとフコイダンエキスはどう違う?
実は同じです。
”エキス”とは濃厚という意味にとらえられますが、実は「液体」というのが定義です。
ですので固形のものをフコイダンと呼び、液体タイプのものをフコイダンエキスと呼びます。
「1日の飲用量の目安」は企業によって全く違うので注意が必要
フコイダンとフコイダンエキスはどう違う?
乾燥した状態をカプセルに入れたものがサプリメントとしては一番、一般的な形です。
フコイダンの液体タイプのものは、これを水分に溶かしたものです。
マイナスイオンが付いた形になりますので、固形のものよりも液体のものの方が吸収は良くなります。
ただ、通常の胃腸の状態であれば、固形(カプセルタイプ)のものでも、液体タイプとそれほどの吸収の差はありません。
もともと胃腸が弱かったり、医薬品などの副作用の影響で弱っている時は液体タイプをするのがリスクが少なく次に、固形(カプセルタイプ)のものを2~3割多めに摂取することで補えます
通常、液体タイプのフコイダンは高価格のものが多いので、この2割以上高価であれば固形タイプのものを多めに飲めば、ほぼ同じです。
うっかり見逃すPOINTです
あるフコイダンの大手会社製品と当社の製品の購入を比較検討していたお客様からのお電話で普段、他社をあまり見ない社担当者が驚いた事が最近ありましたのでご紹介します。
これだけ詳しく説明していて当社も”うっかり”書いていなかったポイントです。
そのお客様は社サイトのこの長文をよく読解された方の方で最後の質問でお電話を頂きました
その大手の会社ではフコイダンの精製純度も明記してある。
1本、また1箱に入っているフコイダンの量も書いてある。
これで比較すれば、通常は気がつくかもしれません。
大手会社:ガゴメ昆布(ヨード除去・乳酸菌配合)エキス(液体タイプ)
1袋に400mgのフコイダンx30袋入
1箱 12g(12000mg)入→価格27,000円+(税)
つまりフコイダン1gあたりが「2,250円+税」です。
当社の扱う金秀バイオ製93%純度フコイダンは、概ね1gあたり333円~428円+(税)程度ですがこのお客様は大手会社の方が低価格と勘違いしてしまいました。
それは「1日の飲用量の目安」が「1袋」とあったため1カ月分計算で27,000円だからでした。
当社はフコイダンの研究に基づき、飲用量は1日3g~1gで全て推奨しています。
この大手会社は、1日の飲用量の目安が400mgと説明していたからです。
※なぜか400mg以上は過剰摂取になると不可解な説明がありました。
1か月に12gの飲用目安と、当社の1か月に270~30gの飲用目安の費用とは通常比較になりませんが案外と「うっかり見逃してしまうポイント」です。
「1日に✕袋を目安にお飲み下さい」と製品、パンフレットなどに書いているこの量は販売会社の「自由」です。逆に「1日、3回 1回1袋を食後にお飲み下さい」などと表記すると「医薬品的な標榜」として薬事法違反になります。
ですから、1日のフコイダンの飲用量の目安は、たとえ1mgだけでも違法ではありません。
フコイダンに特に過剰摂取の報告は無いのが一般的常識です。
通常は体重50kgで3~1gの摂取が必要ですが製品によって目安が違うので間違いやすい点です。
この事は大量生産が必要な大手の会社ほど多いことなので注意が必要です。
最後に・・ワラでは無い支えをフコイダンに求める方に想いを込めて
大変長い文章を最後までお読み戴き有難うございました。
きっと真剣に大切な方のために情報を探していらっしゃるのだと思います。
心中お察し致します。是非、良質のフコイダン製品をしっかりと選びください。
フコイダンは、原料の違いで差は出ません。
高分子と低分子、ましてや両分子フコイダンなどに迷わされてもいけません。
推奨者の肩書や大会社のものが良いとは限らず、また高額のものが良いとも限りません。
大切なのは、その精製純度と一日の摂取量です。
加えるならば、販売者の真心だと思います。
フコイダンは、いろいろなものに特殊な機能性を持ちますが、突出して優れているのはその細胞が無尽蔵に増えていく異常な状態への健康のサポートです。
この件に関して近年脚光を浴びている「フコキサンチン」については別ページで紹介しています。
そのフコイダンに加えもっとも大事な免疫ケアに関しては「黒酵母発酵液」を推奨します。
ぜひ、統合的な対処で出来るだけ多く方のご健康を役立つことをお祈りしています。
昨日まで今は自分は関係無いと思っていた方が短い時間で決断を迫られるようなケースも多いかと思います。サイトの情報が少しでもお役に立てれば嬉しい限りです。

